=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 4人目 野口衣織

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 4人目 野口衣織

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=小山内凛

 
 
=LOVEの短期集中連載! 5thシングル「探せ ダイヤモンドリリー」の発売を盛り上げるべくメンバー12人のかわいさをもっと知ってもらいたいとの思いを込めて、私服グラビアを公開中!
4人目は燃え上がる愛と情熱を二次元に注ぐ、いおりこと野口衣織!
 
 

台本を渡されて自分の役柄を見たら
一番上に「アウトロー」って書かれてたんですよ

 
 

――先日、髙松さんと制服でディズニーシーに行ったそうですね!

「そうなんですー! 高校卒業前にやっとJKらしいことができました。しかも、ジェラトーニのカチューシャをつけてディズニーに行くっていう夢があったんですけど、それも叶ったんですよ! もう悔いはありません」。

――まだ死なないでください(笑)。

「だって本当に、制服でディズニーなんて、私からしたら考えられないことなので、『これがJKか!』って感じです。もうJKは終わっちゃったんですけど(笑)」。

――声をかけられたりはしませんでした?

「(興奮気味に)それが、声をかけられたんですよ! ふだん渋谷や原宿を歩いてても全然呼び止められたりしないから、『私、影薄いのかな?』って勝手に傷ついてたんですよ。でも、(髙松)瞳効果もあって、園内を歩いてたら『イコラブですよね?』って女の子に話しかけられたんです。嬉しかったなぁ」。

――声をかけられて、どんな反応を?

「『あ、ありがとうございます〜』って清楚ぶりましたね。心の中では『よっしゃー! 声かけられたー!』って、テンション上がりまくりでした」。

――野口さんの心の中の様子が目に浮かびます。振り返ってみて、高校生活は楽しかったですか?

「地元・茨城の高校に通ってた高校1年生の1年間は、特に楽しかったですね。中学時代はほとんど学校を楽しいと思えなかったんですよ。それが、高校に入ってからすぐに趣味の合う友だちができたんです。高2でイコラブに入ってからは通信の学校に転校したんですけど……」。

――二次元を愛する友だちと離れてしまったと。

「そうです。その子たちのおかげで、楽しい学校生活を過ごせました。転校してからはほとんど会ってなかったんですけど、この前久しぶりに地元に帰ってその友だちと会ったんです。ちょうど瞳と制服でディズニーシーに行った日にその子たちの卒業式があったので、ディズニー終わりで地元に帰って合流しました。特別な会話をしたわけでもないのに、バカみたいな会話をしてバカみたいに笑い合って、あの頃に戻った気分でしたね。ほとんどがオタクトークでした(笑)。大人になるにつれて友だちが減るってよく聞くけど、あのメンバーだけは一生友だちでいたいなって心から思います」。

――新曲の「探せ ダイヤモンドリリー」のMVでは、野口さん自身も経験したことがある「転校」にまつわるストーリーが描かれています。そのMVの中で、野口さんの演じる役はどんな女の子ですか?

「私は、アウトローです」。

――アウトロー……?

「台本を渡されて、自分の役柄を見たら一番上に『アウトロー』って書かれてたんですよ(笑)」。

――どんなアウトローな役ですか?

「ロボットみたいで感情がないように見えるけど、じつはちゃんと考えて動いている女の子の役です。監督からは、『常にクールで何を考えてるかわらないキャラクターを演じてほしい』と言われました。でも、性格が悪い子に見えないように演じきれるか不安で、撮り終えた今でも『大丈夫だったかな?』と思ってます」。

――どのようなシーンがありました?

「みんながワイワイしてる中でひとりだけ本を読んでいて、誰かがぶつかってきても無視したり、ずっとひとりでいるシーンが多かったです。でも、ストーリーに関係する大事なことは最初に気づいてしまって、『ほかの子の話も聞いてないようでちゃんと聞いてる。それでも私は仲間に入りません』っていう感じです」。

――すごく自分の世界に入ってますね。

「たしかに……。そう言われると、私に合ってるのかもしれないですね(笑)」。

――楽曲自体は、切ない歌詞を明るい曲調に乗せて歌う曲になっています。

「『ライトノベル系のアニメで、売れない漫画家の主人公が恋愛漫画を描くのに必死になってたら、知らないうちにかわいい女の子たちに囲まれてハーレム状態になってる』みたいな感じの曲なんですよ」。

――全然伝わりません!

「あ、そういうアニメの主題歌っぽい曲っていうことです(笑)」。

――なるほど、理解しました(笑)。

「売れる恋愛漫画を描くために、まずは経験が大事ということで『恋愛しなきゃ!』って奮起して、それで、いろんな出会いが重なるうちに、気づいたらツンデレの幼女とか清楚なお嬢様とか根暗な引きこもりとか、いろんなかわいい女の子から好意を抱かれてしまって……」。

――アニメがひとつ出来上がってしまいそうです(笑)。

「あはは(笑)。めちゃくちゃ切ない歌詞だけど、メロディーラインは明るくて疾走感があるっていうところが、そういうアニメにぴったりだと思います」。

 
 

先輩らしくしようと思ったけど
空回りしちゃうだけなのでもうやめます(笑)

 
 

――さて、先日姉妹ユニットであるノイミー(≠ME)がお披露目になりましたが、実際に目にしてみてどんな印象ですか?

「会ったときに目にパーンって飛び込んできて、なんというか、『華!』って感じでした。キラキラしてて、会った瞬間にまぶしくて、新校舎でした」。

――新校舎……?

「新しくできた校舎って、ピカピカしてて新しい木の匂いがするじゃないですか。そんな感じです」。

――いつも独特な表現ですね(笑)。ノイミーのメンバーとはもう話しました?

「軽く話しました。でも、お披露目のとき、かにちゃん(蟹沢萌子)と話すことになったんですけど、何を話したらいいのか全然わからなくて失敗しました。でも、先輩になるからには、さりげなく爽やかに声をかけたいと思ったんですね。それでも何も言葉が浮かんでこず、だけど目の前にかにちゃんがいるから『早くしゃべらなきゃ!』と思い、焦って出た言葉が『す、好き、好きす、好き、好きな食べものはなんですか?』だったんです……(泣)」。

――めちゃくちゃどもっていますね(笑)。

「本当に恥ずかしい。そのあと、それを(瀧脇)笙古にめちゃくちゃイジられたんですよ。『好き好き言うから、告白するのかと思ったよ〜』って」。

――なんで好きな食べものを聞いちゃったんでしょう?

「自分でもわからないです。たぶん、答えやすい質問がいいのかなってそのときの私は咄嗟に考えたんだと思います。それをTwitterに書いたら、ファンの人から『オタクじゃん』ってめちゃくちゃツッコまれました」。

――ちなみに、好きな食べものはなんでしたか?

「『モチモチしたもの』だそうです。かわいい。先輩らしくしようと思ったけど、空回りしちゃうだけなのでもうやめます(笑)」。

――新しくノイミーが結成されたように、春は新生活が始まる季節でもあります。野口さんはこの春、新しく始めたことや新しく始めたいと思っていることはありますか?

「ハンドメイドのアクセサリーとかを見るのが好きなので、自分でも何か作りたいなと思ってます。かわいいし、色合いひとつで個性が出るんです。それで最近、UVライトを買ったんですよ。アクセサリーの元になるレジンっていう素材を硬化させるために使う機械です。本格的に始めたいですね。不器用だから上手に作れるかわからないけど、ハンドメイドを趣味にできたら素敵ですよね」。

――女の子らしい趣味だと思います。

「あとは、ロードバイクも始めたくて……」。

――きっかけは?

「『弱虫ペダル』が大好きなので(笑)。荒北(靖友)が乗ってるバイクがめちゃくちゃカッコいいんです。でも、推しの新開隼人のバイクも捨てがたい……。迷います。それで箱根を登るのが夢です」。

――二次元愛全開ですね。では最後に、ここ最近見た野口さんのオススメのアニメを教えてください!

「ちょっと待ってもらってもいいですか? 2つあるけど、どっちにしよう……?」。

――どちらも教えてください(笑)。

「やった! ひとつめは、『ブギーポップは笑わない』です。このアニメは、1〜2話を観ただけじゃまったく理解できないんですよ。何が行われてるのかとか、どんな世界観なのかとか、キャラクターがどんな人なのかとか、全部が謎に包まれてるんです。部屋に固定カメラをおいて観察してる映像を観させられてる感覚だから、そこで飽きて観るのをやめちゃう人がたくさんいるんですよ。でも、このアニメ、3話が大事なんです! それまでの伏線が3話で全部回収されて、繋がるんですよ。それで、そこからようやく物語がスタートするというか、自分の見てる世界だけがすべてではないんだなっていうのを思い知らされるんです。たぶん、Netflixとかで一気に観てもらうのがいいと思います」。

――では、ふたつめを。

「『盾の勇者の成り上がり』。とにかく胃にくるアニメです。感情移入しまくって、観てるだけで精神をすり減らします。序盤は本当に主人公がかわいそうでしかたがないんですけど、あるところでその主人公が報われる瞬間があるんです。そのシーンがあまりにも感動的すぎるので、そこにたどり着くために精神を削りながらもなんとか観てほしいです」。

――ありがとうございます。今の説明で、どちらもすごく観たくなりました。アニメコンシェルジェ的な仕事が来てもいいんじゃないかっていうレベルだと思います。

「本当ですか? お仕事お待ちしてますー!」。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

野口衣織(のぐち・いおり)

生年月日:2000年4月26日(18歳)
出身地:茨城県
血液型:O型

野口衣織 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。5thシングル 「探せ ダイヤモンドリリー」が4月24日(水)に発売! それにともなう握手会を各地で開催。東京、大阪、名古屋をまわる=LOVEのファーストツアー「今、この船に乗れ!」の開催が決定! 4月11日(木)Zepp Nagoya(愛知)、4月13日(土)BIGCAT(大阪)、4月19日(金)Zepp Tokyo(東京)。毎週日曜日にレギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+)が放送中。また毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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