=LOVE（イコールラブ）短期集中連載私服でぽん！ 2人目音嶋莉沙

2019年 10月 01日

PHOTO＝堀内亮　HAIR＆MAKE＝オサレカンパニー
INTERVIEW＝斉藤貴志

6枚目のシングルを今月30日に発売する=LOVE。メンバーが私服グラビアを公開中の集中連載で、2番手で登場するのは音嶋莉沙。夏に21歳の誕生日を迎え、大人かわいい路線でますます磨かれている彼女は、秋の装いにもスレンダーなスタイルが際立ちます。インタビューも“秋”をテーマに聞いて、意外と深い話も出ました。

大人になって注射は我慢できると思ったら
人生で一番の大泣きをしてしまって(笑)

――8月で21歳になりました。

「ヤバイ、ヤバイ(笑)。諸橋沙夏に『20歳を越えると体力もヤバイし、年齢を言うと“ああ……”ってなるよ』と言われてきて、19歳から20歳のほうが無理でしたけど、21歳になると『もうそんな年になったか』と思いました」。

――まだ若いのに、そんな悲しげに言わないでください(笑)。20代に入って1年、大人になったところはありますか？

「何だろう？　服はかわいいのばかり着ていたのが、モノトーンも選ぶようになりました。でも、注射で泣かなくなるかと思ったら、そんなこともなくて(笑)」。

――注射で泣くのは、大人以前の話だと思います(笑)。

「健康診断をみんなで受けたときに採血をして、私は久しぶりだったんですね。痛みを忘れていて、インフルエンザの予防接種も毎年受けていたから、ちょっとは我慢できるようになったかと思ったら、余計、無理になってました(笑)」。

――本当に泣いたわけではないんですよね？

「いや、大泣きです(笑)。マジで大泣き。全部の項目が終わって、最後に採血だったんですけど、名前を呼ばれてから、ずっと手汗をかいていて、腕を伸ばすのも怖くて。（佐々木）舞香や（山本）杏奈が一緒にいて、ずっと片方の手を握ってもらいながら血を取られたんですけど、これ以上泣くかというくらい、今までの人生で一番泣いたかもしれません(笑)」。

――小さい頃よりも？

「はい。最悪です……。先生もめっちゃビックリしてました。『こんなに泣く大人がいるんだ』みたいな感じで(笑)」。

――そうなると思います(笑)。夏にはTIFの楽屋でHKT48の同期と撮った写真もSNSに上がってました。莉沙さんはあちらにそれほど長くいたわけではないのに、今も仲良いんですね。

「受かる前の合宿で長く一緒にいて、絆が深まりました。福岡と東京で遊んだりはできませんけど、お誕生日の子がいたら『おめでとう』とLINEを送ったり、今も仲良いです。別のグループになっても同じアイドルとして、1年に一度TIFで会えるのは本当にうれしいです」。

――そして、今回は“秋”をテーマにうかがってます。単純に秋と聞いて思い浮かぶものは何でしょう？

「もみじ？　たまたま通った道に紅葉があると『ああ、秋だな』と思います。あと、いつも“食欲の秋”と言っていて、サツマイモがめっちゃ好きです。栗ごはんも毎年家族で食べてました。干しイモもよく食べます」。

――莉沙さんはSNSでタピオカやスイーツがよく出てますけど、そういうのを食べていても、変わらずスレンダーですね。

「ファンの方からもそう言っていただくことは多いですね。ノイミーちゃん（≠ME）からも『莉沙さんの食生活が気になります』と聞かれます。私、みんなが思っている以上に、すごく食べるんですよ(笑)。一食でいっぱい食べるわけではなくて、間食が多くて、差し入れのお菓子もいつも最初に取りに行きます」。

――その分、運動をしてるとか？

「何もしてません(笑)。最近、脚上げ運動は始めました。ずっと立っていると血流が下に行くのを上げたくて、寝る前に横になったまま、脚を上げて壁に付けたり、動かしたりするくらいです」。

――それだけでスタイルキープできるなら、いいですね。

「いつも『いっぱい食べても太らなくていいね』と言われて、『私、本当にめっちゃ食べてるよ』と話すと、嫌味に聞こえるらしくて(笑)。何なんですかね？　親はすごく痩せてるわけではないから、遺伝でもないんです」。

――何にしても羨ましい体質です。スポーツの秋にはしないんですか？

「朝にランニングをしたいんですけど、早起きすることが世の中で一番嫌いなんですよ(笑)。仕事のときは必死に起きますけど、本当にギリギリまで寝ていて、朝ごはんより睡眠が優先」。

――目覚ましが鳴ったら起きられます？

「頑張って起きます。警報音みたいなのが嫌いで、好きな音楽で起きるようにして、最近はノイミーちゃんの曲を目覚ましにしています。気持ち良い朝が迎えられます」。

――芸術の秋ということでは、映画を観たりはします？

「気になった映画しか観ませんけど、『マレフィセント』のパート2が公開されるのはすごく楽しみ。絶対観に行きたいです」。

――ディズニー系が好きなんでしたっけ？

「好きです。一番は『美女と野獣』で、その次が『マレフィセント』です」。

「生きるとは？」みたいな本が好きです
食べたいものを食べて悔いは残しません！

――芸術系だと、写真はインスタを始めてから、よく撮るようになったのでは？

「いつでもアンテナを張るようになりました。今日の撮影でもいっぱいお洋服を着るので、撮り溜めしました。公開されたらオフショットとして、ツイッター用とインスタ用でちょっと変えて、たくさん上げたいです」。

――合間に本当にいっぱい自撮りしてましたね。写真の腕前も上がりました？

「最初の頃よりは、『上手になったね』と言われることが増えました。自分でも以前の投稿を見ると、本当に嫌で(笑)。好きなピンクに加工しすぎて、もう消したいくらい。今は色味の加工を変えたので、良くなったかなと思います」。

――学生時代の秋の行事の思い出はありますか？

「文化祭がありましたけど、中高と女子校だったので、男子がいて『盛り上がろう！』みたいな感じではなかったですね。共学の文化祭は楽しいだろうなと、憧れでした」。

――後夜祭で恋が芽生えたり……。

「わーっ、いいですねー。そういうの、マンガの世界だと思っちゃいます。本当にあったらヤバっ(笑)。あと、秋は毎年バレーボール大会がありましたけど、私はヘタすぎて、ボールが前に飛ばないんです。サーブが入らないと点にならないから申し訳なくて、たくさん練習した記憶があります」。

――それでサーブが入るように？

「6年間やったので、届くようになりました」。

――秋に行きたい行楽地はありますか？

「京都に行きたいです。修学旅行で一度行って、この前もちょっと旅行しましたけど、紅葉の季節ではなかったので。ガヤガヤしているのが好きじゃないから、おしとやかなところで落ち着きたいです」。

――秋の夜長にしたいことは？

「読書をしたいです。人生の勉強にもなるし、私は『生きるとは？』みたいな哲学系の深い話が好きです。あと、ハッピーエンドではない物語がいいですね。東野圭吾さんの作品はわりとそういうのが多いので、秋に読みたいです」。

――哲学系って、ニーチェやデカルトの本を読むわけではなくて？

「そういうガチのではないかもしれません。東野さんでも、突然亡くなった妹のために何かできることはないか探し求める物語がありますけど、そういう『自分は何のために存在しているのか？』みたいなお話が好きなんです。“人生”は私の一生のテーマです」。

――最近そういうことを考えるようになったんですか？

「だいぶ前からです。小学6年生まで、ずっと死ぬことに怯えていて、『人間って最後はどうなっちゃうんだろう？』と考えてました。親に『そんなにすぐ死なないから大丈夫』と言われてきて、そういうことは考えなくなりましたけど、最近また思うのは、若いからって、いつ何が起きるかわからないじゃないですか」。

――確かに。

「もし明日終わりを迎えるとしたら、今日1日しかないとしたら、自分のやりたいことが全部できるわけはなくて、絶対に悔いは残りますよね。『そんな急に終わるわけない。明日は来る』と思っている自分もいて、無駄な時間を過ごしたりもしちゃうんですけど、本当はちゃんと1日1日を悔いが残らないように生きるのが一番いいのかなって。めっちゃ深み(笑)。でも、本当にそう思って生きてます」。

――だからこそ、さっき出たようにたくさん食べるとか？

「そう。食べたいのに我慢して、明日食べられなくなったら、『我慢しなければ良かった……』となるので、食べたいと思ったものは食べます」。

――深いのか何なのか、わからなくなってきました(笑)。

「撮影の前の日はむくみが気になるので、夜遅くに食べすぎないようにはしますけど、無理するとかえってストレスになるし、いろいろなことに支障をきたすと思うんです。最期の瞬間に『タピオカを飲んでおけば良かった』とか思いたくないので(笑)、秋は栗とか季節限定のものは絶対めっちゃ食べます」。

――やっぱり秋の結論としては……。

「ハイ！　食欲の秋です(笑)」。

音嶋莉沙（おとしま・りさ）

生年月日：1998年8月11日（21歳）
出身地：福岡県
血液型：B型

音嶋莉沙個人Twitter

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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。6thシングル「ズルいよズルいね」が10月30日（水）に発売決定！　それにともなう握手会を各地で開催。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」（文化放送超！A＆G＋／土曜26:00～）が放送中。また、毎月「=PRESS」（弊社刊）を発売中！
詳しくは=LOVE 公式HPへ