もっと、秋本帆華(チームしゃちほこ)①
PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=JANET(kind)INTERVIEW=左藤豊
大学でキラキラするはずだったのに…?
まずは女子力アップが課題!
秋本帆華(あきもと・ほのか)
生年月日:1997年11月15日(18歳)
出身地:愛知県
血液型:A型
【CHECK IT】
スターダストプロモーションが手がける名古屋発ユニット。メンバー全員、愛知県在住で、地元を中心に活動。秋本帆華は名古屋レッド担当。毎週金曜日「ゆるしゃち」(メ~テレ)が放送中。ニューシングル「Chérie!」が発売中。「5年目5公演5万人ライブ」を発表し、5月21日(土)・22日(日)幕張メッセ、8月31日(水)日本武道館、11月13日(日)横浜アリーナ、2017年3月21日(火)日本ガイシホールでのコンサートを開催。
詳しい情報はチームしゃちほこオフィシャルサイトへ
もっと、JK!
――高校卒業、大学入学おめでとうございます! まずは3年間の高校生活の話を聞きたいのですが。
「もう、ヤバいくらい楽しかった! 事務所が学業優先にしてくれたから、文化祭や体育祭も一度も休まなかったし、楽しめるところは全部出させてもらいました!」。
――高校生のタレントさんだと、忙しくて全然行事に出られないっていう子もいるけど…。
「私もそうなるのかなって思ってたけど、全然出られました。すごくいい事務所で良かった~!(笑)」。
――一番楽しかった思い出は?
「一番? 選べないよ~。でも、球技大会かな? 私たちの高校は球技大会が名物で、文化祭より体育祭より球技大会が盛り上がるんですよ。バレーボールをやるんですけど、そのために1か月前からよその体育館を借りて放課後毎日練習したのが思い出です!」。
――わざわざ体育館を借りてまで!? 熱血だね!
「そうなの! 学校の体育館は部活で使ってるから、よその体育館にみんなで行って練習するんです。そこでクラスのみんなが一気に仲良くなるし、終わってからも打ち上げをして、すっごく楽しかった!!」。
もっと、女子大生!
――大学生になったわけだけど、進学のきっかけって?
「小さい頃から塾に通ってたし、それは大学に行くためだと思ってたから、自分の中では大学に進学しないということは考えなかった。それに、元々学びたいことがあったから、それを学べる大学に入ることができてすごくうれしい!」。
――自分の勉強したいことを勉強できるって、うれしいよね。
「自分で履修登録できるのも楽しい! 同じ科目でも先生によって内容が全然違ったりするし、面白いなぁ~って!」。
――じゃあ、大学生活はワクワクだね。
「うん! 高校の時は科目によっては寝ちゃうこともあって(笑)。でも大学の授業は興味があって自分で選んだものだから、寝ないで聞ける!」。
――学業と仕事の両立は大変だと思うけど…。
「いやいや、全然ですよ。大学生になったらみんなアルバイトを始めるわけだし、それに比べたら私はこんないい環境でお仕事ができて、恵まれてるなぁって思っています」。
――大学では友達もできましたか?
「できました! でも、みんな大人だなぁ~って…。同じ学年なのに、雰囲気が『大人です!』って感じなんですよ。すっごいオシャレだし、キラキラしてる!」。
――帆華さんも女子大生としてキラキラしてるんじゃないの?
「キラキラするつもりだったのに、他のみんながキラキラしすぎてて、イモみたいになってる…(笑)」。
――嘘でしょ!? じゃあ引け目を感じたりするの?
「引け目どころか、もう比べられない! みんな“かわいい偏差値”が高過ぎ! 見たらびっくりしますよ!? この大学でアイドルを作ったら絶対売れると思う!(笑)」。
もっと、女子力!
――ブログに「大学生になるし、自分でメイクできるようになりたい!」って書いていたけど…。
「高校生の頃は友達も全然メイクしなかったから、私も『ま、いっか~』ってメイクしなくて、学ぼうとも思わなかったんだけど、さすがに大学生になったらメイクしなきゃなって。でも、いざやってみると全然できない…。前にスタッフさんを実験台にしてメイクの練習もしたんだけど、ヘタって言われた(笑)。だから今はBBクリームとリップだけ塗って大学に行ってます」。
――でも、大学の友達はメイクもしっかりしてるんだよね。
「そう、バッチリ。すごいの。だから今日も、大学に行って友達に髪の毛を結ってもらったりして(笑)」。
――女子力不足なのかな…。
「メイクもだし、料理も苦手だから…」。
――料理も苦手なの? ブログで作った料理を載せていましたよね?
「あれは一大イベントなんですよ! 一大イベントだから大々的に書いてる(笑)。普段は2年に1回くらいしか作らないんです。今年はお母さんの誕生日の時とおせちの煮物だけ作ったけど、全然…」。
――でも、作れなくはないんでしょう?
「いや…。レシピ通りに作ろうとしたんだけど、200ccって書いてあっても『これくらいかな~』って適当に入れたら、ダメだった(笑)! 量るのが面倒くさいんですよ~。私って大雑把なんだなって気付きました」。
――じゃあ、女子力アップがこれからの課題かな?
「そうですね。女子力、上げます!」。
もっと、サークル!
――大学で入ってみたいサークルってありますか?
「まだ全然決まってないんだけど、入るんだったら部活に入りたい! 団体競技がやりたい!」。
――団体競技となると、スポーツかな?
「うん。今まで水泳とか陸上とか、個人のスポーツしかやったことがなくって。漫画でよくある『こいつらがいるから頑張れる!』みたいなのを味わったことがないから、やってみたい!」。
――大学の部活動は厳しいよ。サークルじゃダメなの?
「サークルって、試合あるんですか?」。
――ありますよ、他の大学のサークルとリーグ戦をしたり。
「そうなんだ! じゃあ、それでもいいね~」。
――具体的にやってみたい競技は?
「高校の球技大会が楽しかったから、バレーボールかな。でも、マネジャーでもいいんですよ。漫画に出てくるマネジャーさんって重要だしすごくいい役だから(笑)」。
もっと、漫画!
――漫画の話が出たけど、帆華ちゃんといえば漫画だよね。
「うん、漫画大好き!」。
――それも、少年漫画。
「少年漫画しか読んでない…。少女漫画はむずむずしちゃうんですよね。やっぱり戦ってほしい(笑)。スカッとしたいから」。
――バトル要素が重要なんだ。
「そう。大事なのは友情・努力・勝利!!」。
――(笑)。でもそれって、女の子の中では珍しいんじゃない?
「そうなんですよ。みんな少女漫画を貸し借りしてたけど、私はその輪には入れなかった…。でも、いいんです。少年漫画に出合えた喜びのほうが大きいから! 少年漫画を見てると、自分はまだまだ頑張れてないって思うんですよ。『この主人公はこんなに頑張って努力してるのに、私はこんなに楽して甘えてていいのか!』って」。
――熱いですね~。
「『NARUTO ―ナルト―』の中に、必殺技の“螺旋丸”を習得するために全然寝ないでずっと練習するシーンがあるんですけど、それを見たら私はまだまだだな~って。私、昔水泳をやっていたんですけど、疲れてもうダメって思った時に『NARUTO ―ナルト―』の主題歌のFLOWさんの『GO!!!』が頭の中に流れてきて、『うぉ~ここであきらめたらダメだ~っ!!』って思って頑張れたこともある(笑)」。
――帆華さんにとって漫画はパワーの源だね!
「そうです!」。
――(編集長)ちなみに僕はアイドルがパワーの源です!
ちょっぴり大人っぽいニューシングル「Chérie!」のMVはこちら!