=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 9人目 野口衣織

=LOVE連載 私服でぽん! 9人目 野口衣織

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
夏の私服グラビアを公開中の=LOVE連載もいよいよ大詰め。ラスト3人となる9人目は、20歳になって麗しさもアップ中の野口衣織。よりファッショナブルになったいで立ちにも要注目です。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

夏休みはベッドで陽が当たらないように
寝る場所を変えながらゲームをしてました

 
 

――4月で20歳になって、大人の実感はありますか?

「ないです(笑)! ビックリするくらい何もなくて。きっと20歳になったら、見た目も心も大人の新しい自分になれると、ちょっと期待していたんですけど、いざ誕生日を迎えたら普通の1日(笑)。むしろ何かちょっと寂しくて……。わかりますか?」。

――青春の10代が終わってしまった……みたいな?

「もう大人になっちゃった……という。何か苦しくなりました」。

――誕生日になった瞬間の午前零時に起きていたんですか?

「起きてました。(山本)杏奈にメンバーのグループLINEで『スタッフさんに今すぐ話し合うように言われた用件があるから電話に出て』と言われて、ちょっと怖い雰囲気で『誕生日なのにマジか?』と思いながら出たら、『衣織、誕生日おめでとう!!』と言われました。そんなサプライズがあるとは思ってなくて、嬉しかったです」。

――成人してできるようになったこともしましたか?

「お酒を飲んだくらいですね。『20歳になったし』って、『ほろよい』を買ってきて飲んだんですけど、自分が炭酸を苦手なことを忘れていて(笑)、『エッ、これ炭酸?』とビックリして、ふた缶めの半分で顔が真っ赤になっちゃいました」。

――というか、いきなり2缶いったんですか?

「『何缶飲めるかな?』と思って、多めに買ってきたんです(笑)。でも、1缶と半分くらいでフラフラしちゃって、私はお酒は弱いとわかりました」。

――初めてで1缶半なら、そうでもないのでは?

「でも、『ほろよい』は(アルコール度数)3%ですからね」。

――その頃のおうち時間では、ヲタ活は充実していた感じですか?

「そうかもしれません。ずっと『あつ森(あつまれ どうぶつの森)』ばかりやっていて、20歳になったのに子どもに戻った気分です(笑)。あとはマンガを読んでました」。

――どんなマンガを?

「『ブルーピリオド』を全7巻、一気買いして読みました。『マンガ大賞』に選ばれたりしていて、主人公が先輩の美術部の女性の絵に惹かれて『オレも描きたい!』と美大の予備校に通ったりするストーリーです。イラストがきれいで、中に出てくる絵は本物の美術の先生とかマンガ家さん(山口つばさ/東京藝術大学卒業)の先輩や後輩が描いた作品を使っているから、現実感があって。リアルと2次元を合体させた感じで、すごく読み応えがありました」。

――「王様のブランチ」に出演したときは、「アクタージュ」と「うらみちお兄さん」を薦めていました。そうした作品と最初はどう出会うんですか?

「私は表紙の第一印象で『読む!』と決めています。どんなに内容が良くても、イラストが良くないと入ってこない人間なので。逆に表紙の絵で『いいな』と思ったら、お話は知らなくても迷わずパッと買っちゃいます」。

――今回は“夏”をテーマに話していただきますが、衣織さんが夏で思い浮かぶものというと?

「中学の夏休みですね。実家の自分の部屋がすごく日当たりが良くて、カーテンをしていても光が入ってくるんです。ベッドで寝ていると、ちょうど自分に陽の光が当たって、すごく眩しくて。太陽が動くたびに寝る場所をコロコロ変えながら、ずっとゲームをしていた記憶があります」。

――起きて他のところでゲームをやればいい気もしますが(笑)。

「そうなんですけど(笑)、『夢100(夢王国と眠れる100人の王子様)』や『白猫(プロジェクト)』をすごくしていた時期で、夏になると寝る前に『暑苦しかったな』と思い出します」。

――海に行ったとか、そういう思い出はないんですか?

「海は行かないです(笑)。プールも行かない。本当に家で1人でゲーム、アニメ、マンガ、みたいな。それしか思い浮かびません(笑)」。

――宿題はちゃんとやっていたんですか?

「それがすごく気分屋で……。一気にガーッと進むときもあれば、最後の1週間まで何もしないで、学校が始まる前の日に習字や絵をやるときもあったり、そのときの自分の気持ち次第で運命が変わりました(笑)」。

――自由研究は何かやりました?

「あまり覚えてないですけど、小学生のときに“統計グラフ”というのをやりました。たとえば『トマトが好きな人が何%、嫌いな人が何%』みたいなグラフを、ネットで調べたりして作って、市に送る企画があったんです。夏休みに学校に行って、ウサギにエサをあげてから統計グラフの集まりに出て、みんなで統計を出したり色を塗っていたのは覚えています」。

 
 

きれいでいたい気持ちが大きくなって
パフォーマンスも女性らしくしたいです

 
 

――「CAMEO」のカップリングで衣織さんがセンターの「君と私の歌」では、「キラキラ太陽が似合う人」と歌われています。衣織さんも太陽が似合います?

「私自身は雨が好きです(笑)。湿った道路の匂いとか。晴れてるときより雨が降ってるときに外に出たくなるんですよね。雨の日にお買い物をしたほうが運気が上がるみたいで、そういうのを信じちゃうタイプで雨が好きになりました。だから、『君と私の歌』の歌詞をいただいたとき、指原(莉乃)さんがそういうふうに見てくださっていたのが新鮮で、ちょっと感動しました。ジメジメしたタイプに見えてなくて良かったです(笑)」。

――それにしても、雨が好きとは珍しいですね。

「そうですかね? 学生のときは湿気で髪がモアモアしちゃって嫌いでしたけど、セットの仕方やケープというものを知って、耐性が付いてきたので、最近は好きです」。

――実際に雨の日に出掛けたりも?

「します。傘をさして、お洋服を買いに行ったり」。

――でも、晴れた日は……。

「外に出ない(笑)。暑いし、陽に当たりたくなくて。『晴れた日は家から出よう』とか『天気が気持ちいいね』とか、そういう感覚がわかりません。『なんで暑い日にわざわざ外に?』となってしまいます」。

――夏に行きたい場所もないですか?

「定番の海とかプールはそんなに……。地元だと、ひたち海浜公園はすごく好きです。ネモフィラという青い花が一面にあって、夏になるとヒマワリがきれい。古民家みたいな場所で梅のジュースをもらえたり、こいのぼりが立っていたりして、和を感じます。『茨城に戻ってきたな』という感覚になるので、夏も帰省する機会があったら、必ず行ってますね」。

――夏の歌で好きなのはありますか?

「いつも『A3!』からしか出てきませんけど(笑)、『オレサマ☆夏summer』という曲があって。劇団の中の春組、夏組、秋組、冬組で、推しの摂津万里は秋組ですけど、曲となると夏組が好きなんです。夏組の曲はカラオケで盛り上がるし、1人で歌っても楽しくて。悲しいとか切ないとかでない、何も考えずにバカ騒ぎできる爽快感(笑)。あと、最近よく聴いているのは、NMB48さんの『ナギイチ』です」。

――8年前に出た曲ですね。

「もともと知ってましたけど、久しぶりに聴いたら『めっちゃかわいい!』と思って好きになりました。振りがかわいいし、曲調もすごく盛り上がるし、今になってわかることもあって、今朝も聴いてきました」。

――自分もアイドルになって聴くと、参考にしたい部分も?

「ありますね。私自身が20歳になって、パフォーマンスをどう変えようか考えているので。山本彩さんやみるきー(渡辺美優紀)さんのパフォーマンスは女性らしさがありつつ、軽やかで手先まできれいで、しかも元気をもらえる感じ。すごく素敵だなと思いました。ちょっと目標にしています」。

――では、夏によく食べるものというと?

「去年はファミリーマートさんのアイスココアの虜になりました(笑)。あれを一度飲んでしまったら、忘れられません。行きも帰りもファミマさんに寄らないと禁断症状みたいなのが出てしまうくらい、体が欲してしまいます。あと、夏は急にとろろそばを食べたくなりますね。そばもとろろも普段はあまり食べないんですけど、夏だと冷たくておいしいです」。

――総じて、夏は好きな季節ではありますか?

「いや……。好きか嫌いかと言ったら、苦手です(笑)。やっぱり外に出たくないと思っちゃいますけど、夏にしかできないこともいっぱいありますよね。キラキラしていて、ずっと心に残りやすい。だから、苦手だけど好きです。ライブも夏が一番楽しいと思います。前は嫌いだった夏が、イコラブ(=LOVE)に入ってから好きになりました」。

――この夏のライブでは、センター曲の「君と私の歌」も披露していくんですよね?

「ありがたくて、この曲を何年も先まで大事にしていきたい気持ちが一番ありますけど、まだ不安のほうが大きいです。センターはこんなに心を強く持たないといけないんだと、実感していて。みんなが自分に合わせるから、さじ加減は自分次第。みんなを引っ張っていけるような人間にならないと」。

――歌詞にあるように、ステージから「昔みたいにガラガラじゃない客席なのに」自分推しのファンを探したりもしていますか?

「そうですね。いっぱいファンの方を指差していきたいと思います」。

――他に今年の夏にやりたいことはありますか?

「夏とは関係ないですけど、女性らしさを上げたくて。普通の女の子がしているようなことをしたいと、今になって思っています」。

――プールに行くとか?

「行ってみたいです。どこに行くにしても、私は外に出るとき、あまりオシャレをしなかったんですよ。個握(個別握手会)やこういう撮影では『ファンの方が喜んでくれるかな?』って楽しみがあるから、気合いを入れて服を選ぶんです。でも、休日にアニメイトに行くとか、自分の用事だとサッと着られるワンピースとかにしちゃう。地味な服を着がちなので、そういうときでもちゃんと意識して、かわいくいられたらいいなと思っています」。

――やっぱり20歳になって、意識が変わりました?

「『かわいくなりたい、きれいでいたい』という気持ちは大きくなったかもしれません」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

野口衣織(のぐち・いおり)

生年月日:2000年4月26日(20歳)
出身地:茨城県
血液型:O型

野口衣織 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」が発売中。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
 
 

7thシングル 表題曲「CAMEO」のMVはこちら!

 
 

7thシングル カップリング「君と私の歌」のMVはこちら!

 
 

7thシングル カップリング「My Voice Is For You」のMVはこちら!

 
 

=LOVE/≠ME 「次に会えた時 何を話そうかな」MVはこちら!

 
 

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