FRESH ACTRESS 三浦理奈

FRESH ACTRESS 三浦理奈

PHOTO=河野英喜 INTERVIEW=斉藤貴志

 
 

ホリプロスカウトキャラバン出身の16歳
「ZEROカラ」イメージキャラクターに

 
 

――誕生日が1月1日なんですね。

「そうなんです。お兄ちゃんたちは誕生日におこづかいをもらえるんですけど、私はお年玉と一緒にされて、増えているのか、よくわかりません(笑)」。

――ケーキとお餅を一緒に食べるんですか?

「そうですね。しかも、お正月でお父さんのおじいちゃんとおばあちゃんの家に行ってから、お母さんのおじいちゃんとおばあちゃんの家に行くので、ケーキを2個食べられるんですよ(笑)。お腹がいっぱいになります」。

――滋賀出身で、地元はどんなところですか?

「周りは田んぼだらけで、自動車屋さんがいっぱい並んでいて、あとはコンビニくらい。全然何もありません(笑)」。

――遊ぶ場所はあったんですか?

「学校に行って鬼ごっこをしました。一時期、ゲームセンターみたいなところでカラオケやボウリングをやりましたけど、飽きちゃって、結局、鬼ごっこを中3までやりました(笑)」。


――活発な子だったんですか?

「お兄ちゃんが2人いて、よく一緒に遊びました。家の中でも、掃除機の棒のところを外してバットにして、人形をボール代わりにして、野球をしたり(笑)」。

――中1だった2016年に、ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞。出場者を探すHuluの番組企画で、原宿でスカウトされて参加したんですよね?

「たまたま家族旅行で原宿に来ていて、私はカラフルな綿あめを見に行ったんです。戻ったら、お母さんが大人の人と話していて、ホリプロだと聞きました。そのときはホリプロが何かも知りませんでしたけど(笑)」。

――芸能界に興味はあったんですか?

「楽しそうだな、とは思っていました。テレビはよく観ていたんです。『(世界の果てまで)イッテQ!』とか、石原さとみさんの『5→9(~私に恋したお坊さん~)』とか」。

――スカウトキャラバンの演技審査では、グランプリを獲った吉柳咲良さんたちと3人で、掛け合いのお芝居を披露しました。

「私、本番で間違えちゃったんですよ。『お姉ちゃん』という台詞を『お兄ちゃん』と大きい声で言ってしまって。普段、家で『お兄ちゃん』と言っているから、つい出てしまったみたい。でも、言った瞬間は自分で気づかなくて、しばらくしてから『あれ? 私、今やらかした?』と思いました(笑)」。


――中学では陸上部だったそうで。

「走ることが好きで、友だちにも誘われて入りました。短距離で100mと200mをやってました」。

――イメージキャラクターを務める「カラオケ まねきねこ」の「ZEROカラ」のCM でも走ってます。

「撮影では何回も走りましたけど、全然大丈夫でした。走り足りなかったくらいです」。

――高校生になった今でも走っているんですか?

「朝ゆっくりしすぎて、学校に遅刻しそうになったら走ります(笑)。2~3カ月に1回くらい、本気で危ないときがあって。あと、友だちとの待ち時間に遅れそうなときもダッシュします」。

――メイクをしていて、家を出るのが遅くなったり?

「違うんです。ゆっくりしていて、気づいたら出る時間で『ヤバイ!』という(笑)。マイペースになりがちなんです」。


――自分でもカラオケにはよく行くんですか?

「そうですね。西野カナさんの『トリセツ』や『Darling』とか、あいみょんさんの曲を歌います」。

――行くときはだいたい何時間コース?

「3時間とか。一度、友だちと2人で7時間くらいぶっ通しで歌いました。1日中カラオケをやってみたいという、憧れがあったんです。最後は疲れて『もう出ようか』って感じでしたけど(笑)、年齢的に夜までいられなくて。もう16歳になって8時までできるので、今度はもっと歌おうと思います」。

 
 

ドラマを観ながら台詞をマネしたり
テンションを上げる練習をしてます

 
 

――去年、高校生になって上京してきて、もう東京には慣れました?

「徐々に慣れてきた感じで、そんなに困ったことはありません。食べ物が滋賀よりちょっと高いなと思ったくらいです。あと、人混みでよけ方がわからなくて、道を譲っちゃって、前に進めませんでした(笑)」。

――自炊はしているんですか?

「そんなにしませんけど、お昼ごはんは普段、自分でおにぎりを作って、学校に持っていきます」。


――コンビニで買うのではなくて?

「自分で握っていきます。お金がなくなっちゃうので(笑)、節約したくて。移動のときもできるだけ歩いて、電気もなるべくすぐ消します」。

――しっかりしてるんですね。部屋もきれいにしてます?

「たまにすごくきれいにして、まただんだんと汚なくなっていきます(笑)。物をしまわなくて、服も脱ぎ散らかしたりしちゃうので」。

――几帳面なタイプではないと。

「A型なんですけど、友だちにはよく『B型?』と言われます(笑)。でも、変なところで几帳面で、ちょっとでもドアが開いていたら、気になって眠れません。カーテンもちょっと開いていたら全部閉めるし、隙間をなくしたいんです」。

――だけど、物はしまわない(笑)。

「ガサツなところはすごくガサツで、物の扱いは適当です(笑)」。


――遊びに行くのは渋谷とか?

「渋谷と原宿と新大久保が多いです。家ではよく『Identity V』というアプリゲームで、友だちとチームを組んで遊びます。ゲームをやると止まらなくて、きのうは『荒野行動』を深夜の3時半まで、ずっとやっていました(笑)」。

――モデルを務めた写真展「飴色の夕景」が開催されますが、撮影のときのことは覚えてますか?

「よく覚えてます。伊豆のきれいな海や洞窟を通り抜けたところで撮ってもらって、楽しかったです。でも、すごく緊張もしました。『笑顔がおかしくないかな』とか気になって、ドキドキしました」。

――展示される写真を見たら?

「『オーッ!』と思いました(笑)。いつもの私と違う感じがして、あまり見ない表情もあったり。自分でも笑顔ばかりでなく、意識して真顔っぽくもしていた気がします」。

――宣伝用に使われている口を大きく開けた写真は、どう撮られたんですか?

「スキップしていたのかな? ジャンプか何かしながら撮った写真だと思います」。

――理奈さんは女優を目指しているんですよね?

「はい。自分でドラマを観ていて、台詞をマネして言ったりしています。テンションが高いCMを観たら、自分も同じようにテンションを上げてみたり。『ZEROカラ』のCMを撮ったとき、『もうちょっと楽しそうに』と言われて、なかなかうまくできなかったんです。だから、今度はできるようになりたくて」。

――ドラマはどんなのを観ているんですか?

「テレビをつけたとき、ドラマが放送されていたら観る感じです。今の家のテレビは録画の機能が付いてなくて、観たかったのに1回しか観られなかったドラマもありました」。

――4月から高2になりますが、何か始めたいことはありますか?

「アクションをやってみたいです。昔から『バイオハザード』とかで戦っているのを見るのが好きで、自分でもそういうことができたらいいなと思います」。


 
 


 
 

三浦理奈(みうら・りな)

生年月日:2004年1月1日(16歳)
出身地:滋賀県
血液型:A型
 
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2016年の「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRL 2016」で審査員特別賞を受賞。「カラオケ まねきねこ」の「ZEROカラ」の2代目イメージキャラクター。モデルを務めた写真展「飴色の夕景」がLUMIX GINZA TOKYOにて開催(期日未定)。入場無料。
詳しい情報は公式HPへ
 
 

河野英喜写真展「飴色の夕景」


 

 
 
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