FRESH ACTRESS 凛美
PHOTO=城方雅孝 INTERVIEW=斉藤貴志
「スカッとジャパン」で話題の13歳
「nicola」でモデルデビューも
――今年から中学生になったんですよね。小学校の頃とはいろいろ変わりました?
「教科ごとに先生が違うのは新鮮でした。中学受験をしたので、友だちも全員、知らないところから始まりました」。
――友だちはすぐ作れたんですか?
「最初は緊張して黙っていたんですが、話し掛けてもらえました。まず席の近い人から仲良くなって、今もそのメンバーとよく一緒にいます」。
――部活はやってます?
「料理部に入っています。家でよく料理のお手伝いをしていて、もうちょっと上手くなりたいと思って。文化祭では料理部でマフィンのお店を出して、楽しかったです」。
――文化祭の模擬店でも、料理部がやるとなると、ハードルが上がりそう。
「そうですね。本当にお仕事って感じで、アルバイトをした気分になりました(笑)。評判は結構良かったです」。
――家でも何か作るんですか?
「この前、身長を伸ばすのにカボチャがいいと聞いて、カボチャのパンケーキを作りました。カボチャを潰して、ホットケーキミックスと一緒に混ぜて、炊飯器で蒸したら、おいしかったです」。
――定期テストの前はちゃんと勉強しているんですか?
「はい。勉強は好きなので」。
――苦ではないわけですか?
「中学受験のとき、いっぱい勉強したので、勉強グセがつきました。『あのときよりはつらくない』と思って頑張っています」。
――好きな教科は何ですか?
「数学が得意です。方程式とか、答えがひとつで解けるとスッキリするところが好きです。国語とか△があるのはちょっと……って感じです(笑)」。
――プロフィールの特技欄には、ピアノ、ダンス、一輪車が挙がってます。
「今も習っているのはピアノです。4歳のときから始めました。おばあちゃんといとこが習っていて、家の伝統みたいな感じなんです」。
――9年やっていたら、相当な腕前なんでしょうね。
「コンクールで賞を取ったりするほどではないです。でも、発表会で家族や友だちに聴いてもらっています」。
――学校の行事も張り切るタイプですか?
「文化祭は大好きです。体育祭は運動が得意ではないので、少し苦手です(笑)。でも、パン食い競走には出ました。ただパンを食べたくて(笑)。あと、クラスのダンスは頑張りました」。
――体育の授業も好きじゃないとか?
「走るのは遅くて、バスケットやバレーボールも苦手です。サーブはネットを越すことができません(笑)。でも、今やっている卓球は得意です。ラケットを使うと何とかなって、バドミントンとかも区民センターに行って、友だちや家族とやったりします」。
――中1だと、普段はどんなことをして遊んでるんですか?
「この前は友だちと原宿に行って、竹下通りで買い物をしました。小学生のときは家族としか行ったことがなかったので、中学生になって初めて友だちと電車に乗って行けたのは新鮮でした」。
――仕事は小さい頃からやっていたんですよね?
「4歳からやっています。私が人見知りだったので、いろいろな人と接することができるように、母が子役事務所に応募してくれたんです。中学受験が終わってから、もっとお芝居にチャレンジしてみたいと思って、今の事務所のオーディションを受けました」。
――9月の「スカッとジャパンSP」の「ファミリースカッと」では、優秀なお姉さんにコンプレックスを持つ妹を演じました。
「私は何も言ってなかったのに、先輩や他のクラスの子に『観たよ』と言われました。嬉しいんですけど、ちょっと恥ずかしいなと思いました(笑)」。
うるさすぎず静かすぎないタイプですけど
いつかモデルでも女優でも活躍したいです
――そして今月、ニコラモデルとしてデビューしました。初めての撮影はうまくいきました?
「最初は未知の世界で何もわからなかったから、緊張で固まったままだったんですけど、先輩と撮影しているうちに楽しくなって、リラックスできました」。
――もともとモデルもやりたかったんですか?
「『nicola』はずっと前から読んでいて、モデルさんに『かわいいな。オシャレだな』って憧れていました。自分がなれるなんて夢みたいです」。
――オシャレには小さい頃から興味あったんですか?
「小学生の頃から『ニコ☆プチ』を読んでいて、5年生くらいから、お母さんとお洋服を買いに行くことに目覚めました。服の傾向はカジュアルが好きで、ストリートっぽいスカートで上はガーリーが多いです。コーデが組みやすいので」。
――好きなブランドもあります?
「原宿にあるレピピ(レピピアルマリオ)とか、PINK-latteとか、ラブトキ(Lovetoxic)とか、その辺が好きです」。
――ニコラモデルは、事務所オーディションで合格したんですよね?
「編集部に行って、面接をしました。自分の性格を質問されて、『うるさすぎず、静かすぎずです』みたいなことを言った気がします(笑)」。
――モデルをやるに当たって、ポージングの練習をしたりも?
「家の鏡で練習しました。あとはスキンケアを頑張りました」。
――中1だと、お肌は何もしなくてもきれいなのでは?
「やっぱり肌が荒れてしまうこともあるので、パックしたり、フルーツやサラダをいっぱい食べています。今の事務所に入る前は日焼け止めもあまりしなくて、真っ黒だったので、それも気をつけるようになりました」。
――一方、女優業に関しては、自分でもドラマや映画をよく観ますか?
「ドラマは毎クール、よく観ています。今年は『あなたの番です』にハマりました。毎回終わるたびにお母さんと考察して、学校でも『あな番』を観てるチームで話し合ってました(笑)」。
――観ていて怖くなりませんでした?
「なりました。殺され方とか血が出たりして、最初は恐々観ていたのですが(笑)、最後のほうは慣れてきました」。
――ホラー映画の「呪怨-ザ・ファイナル-」に出たこともありますしね。
「撮影している間は楽しかったです。でも、観るとすっごい怖くて、ホラーは苦手です。絶対に夢に出てきて、眠れなくなるので(笑)」。
――今まで観てきた映画やドラマで、特に印象に残っているのは?
「小さい頃に観た『明日、ママがいない』は、全話を5回くらい観返しました(笑)。お母さんがいなくなる話がリアルに感じて、すごく泣きましたし、出演していた方たちと年齢が近くて、憧れました」。
――ピア美役だった桜田ひよりさんとは同じ事務所になりました。
「何回か事務所でお会いして、想像以上にかわいくてビックリしました(笑)」。
――他に好きな女優さんはいますか?
「永野芽郁さんです。ニコラモデル出身の方なので、私もいつかモデルとしても女優としても活躍できるように、お芝居も頑張りたいです」。
――今はレッスンとかで課題にしていることはありますか?
「自分をさらけ出すお芝居が難しいなと思います。大きい声もあまり出ないんです」。
――感情は動くんですか?
「日常生活ではあります。ドラマを観ていてもすぐ感情移入して、本を読んでいても、すぐ泣きます。でも、演技だと緊張しちゃって、悲しい気持ちになっても涙が出ないことがありました」。
――お年頃的には反抗期ですが、よく怒ったりもします?
「自分的には反抗期は来ないと思ってます。お母さんに『部屋を片付けなさい』と言われることはしょっちゅうありますけど(笑)」。
――年末年始は盛り上がることはありますか?
「クリスマスはツリーを出して、サンタさんに手紙を書いたりします」。
――サンタさんはまだ来るんですね。
「来ます(笑)。今はファッションの小物が欲しいです。流行っているイヤリングとか指輪とかブレスレットを、私はまだ持ってないので」。
――来年はどんな年にしますか?
「今よりもっとたくさんお仕事をしたいです。学園モノで優等生の役とか、やってみたいですね」。
凛美(りみ)
生年月日:2006年11月20日(13歳)
出身地:東京都
血液型:A型
【PROFILE】
4歳でCMデビュー。主な出演作はドラマ「下剋上受験」(TBS系)、「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)、「ブラック校則」(日本テレビ)、映画「呪怨-ザ・ファイナル-」など。2019年12月より「nicola」(新潮社)専属モデル。
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