PICK UP IDOL ロッカジャポニカ
PHOTO=古賀良郎 HAIR&MAKE=kind TEXT=小山内凛
3rdシングル「だけどユメ見る」がリリース!
今までとは一味違ったMVにも注目!
――待望の3rdシングル「だけどユメ見る」がリリースされます!
内山「本当に大好きです! 歌詞がとにかく良くって」。
高井「音源をもらって最初は歌詞を見ながら聴いたんですけど、その歌詞が今の私たちにピッタリすぎて、号泣しちゃいました」。
平瀬「号泣したの!?」。
高井「いや、号泣はちょっと言いすぎたかな(笑)。でも、まわりにバレないように泣いたのは本当です」。
内藤「めちゃくちゃ共感できる歌詞だから、メンバーの誰かが書いたのかと思っちゃったくらい!」。
平瀬「初めて聴いた方は『すごくいい曲!』っていう感情を持てるし、私たちのことをずっと見てきてくれた方は、私たちと歌詞が重なって歴史を感じるんじゃないかなって思います」。
椎名「本当に、スーって自然と体の中に歌詞が入ってくる感じがしたよね」。
――どの部分の歌詞に共感できる?
高井「『ユメの先で笑えてるかな?』とか『ボクは迷うヘコむ だけどユメ見る』とか、本当に合ってるんですよ」。
内山「私は、『根拠もない自信で溢れてる』ってところかな」。
――根拠もない自信で溢れてるんだ(笑)。
内山「溢れてますね〜。好きなんですよ、“根拠もない自信”っていう言葉が。いっちゃえば、何に対しても根拠もない自信しかないかもしれないっ(笑)」。
椎名「それはそれでどうなの(笑)?」。
内藤「ただ『がんばれ』って言ってるんじゃなくて、ネガティブなことまで歌詞になってるんですよ」。
内山「『グチっても』とか『ヤメてしまえば』とか『しんどい』とか、そういう言葉がたくさん歌詞に入ってるって、あんまりないよね」。
高井「確かに。応援歌って普通ポジティブだけど、応援される立場になって弱い自分を出してるからこそ、共感できるんだと思う」。
内藤「だから、ユメとか目標がある人がこの曲を聴いたらみんな共感できるんじゃないかな」。
――それぞれ、この曲の好きなところを教えてください。
内山「私は『根拠もない自信』かな〜」。
内藤「それはさっき聞いたよ(笑)」。
椎名「私は『今よりも自分を好きだと自信を持って思えるボクになるよ』っていう歌詞が好き。2番のサビの最後のフレーズです。自分を好きになるのってすごく難しいじゃないですか。私自身、自分のことをあんまりいいとは思ってなくて、他の人のほうがたくさんいいところあるじゃんって思っちゃいがちで。そういう自分にこの歌詞が重なりました」。
――自分があんまり好きじゃないんだ。
椎名「そうなんです。学校の勉強とかも、もっとできると思うんです。でも甘えちゃって結局行動できない自分がいるから……」。
内藤「すごい、マジメすぎてビックリしちゃった」。
高井「私は『いっそやめてしまえばラクになるかな』っていう落ちサビを5人で歌ってるところかな。1人じゃなくて、5人で歌ってるところが“エモい”なって」。
内藤「るなもそこが好き!」。
高井「そのまま『だけど怖いんだ 本当にヤメたあとどうするだろう ボクはどうなるだろう』って続くんですけど、ここでも弱い自分を前面に出してて、タイトルの『だけどユメ見る』に繋がるんです」。
平瀬「その落ちサビの最後が『退屈と平凡を愛せるかな』なんです。退屈と平凡、愛せますか? 愛せないですよね。うわ、めっちゃカッコいい……」。
――浸ってるところ申し訳ないんですが(笑)、MVは、マンガと実写が交互に流れるっていうまた新たな試みでした。そのマンガでは1人ずつカップリングの担当教科に合わせた役がありますが、それぞれどんな役ですか?
内山「私は図画工作担当で、絵がすごく上手で毎回友だちに褒められている女の子です。今回もコンクールがあって、自信満々に絵を描いて美術の先生に見てもらうんですけど、『中身がない、上辺だけ』って言われてしまい、落ち込んじゃうんです。だけど、ユメ見る!」。
内藤「るなは道徳担当で、将来学校の先生になりたい女の子の役。放課後に友だちと歩いてたら、クツを隠されて困ってる子を見つけるんですけど、最後まで勇気が出ずに話しかけられないんですよ。……だけどユメ見る!」。
――最後に「だけどユメ見る」って言えばいいみたいになってきました(笑)。
平瀬「私は体育担当だから、バレーボール部で中心になってる女の子です! でも、着地のときに骨折しちゃって全然チームの力になれてないっていう……。だけど、ユメ見る!!」。
高井「家庭科担当なので、ケーキ屋さんの娘の役です。自分も珍しくておいしいケーキを作って有名になりたいっていうユメを持って調理クラブでがんばってるんですけど、実際はお皿を割ったりホイップクリームをぶちまけたりと失敗ばかりで、ある日先輩に『大事なのは 小さな失敗をなくすこと 手を抜かないこと』って厳しい言葉を言われてしまい、自分には向いてないのかなってヘコんじゃうんです。だけど、ユメ見る」。
椎名「私は音楽担当で、ピアノの発表会に出てる女の子。自分の出番になってドキドキしながら弾いてたら、途中でとんじゃって弾けなくなるんです。でも、だけどユメ見るっ!」。
――結局みんな「だけどユメ見る」で終わりましたね(笑)。実際にMV撮影はどうでしたか?
内山「マンガパートがすごく多かったから、撮影してるときも完成系が全然見えなくて。ずっとどうなるんだろうってワクワクしてました」。
平瀬「そうそう。実写の部分も、白いマンガの吹き出しと一緒に撮影したりして、この中にどんな文字が入るのかとか全然分からなかったから、ずっと頭が『???』って状態で」。
内藤「いつもはダンスシーンじゃないところでもリップで口ずさんでるけど、今回はそれもしなかったもんね」。
椎名「ダンスシーンもサビしかなかったから、本当に今までとは全然違いました。あと、今回初めて私たち以外の方が演者さんとして撮影に参加してくださったんです!」。
内山「しかも私たちと同い年くらいの子ばっかり。私と同じ高2は2、3人しかいなくて中学生ばっかりで、みんなかわいかったです」。
高井「私、自分たち以外の他の出演者の方と一緒に撮影するのにすごく憧れてたんですよ。だからユメがかなってうれしかったです。撮影中は逆に、人がいっぱいいたからちょっと緊張しちゃったんですけど(笑)」。
高井「それと、ちゃんとした演技がMVに入ったのも初めてで。セリフもないし歌詞もリップしないから、表情だけで演技したんです! 表情で伝えるっていうのが難しくて、すごく苦戦しました」。
内藤「いつもは演技っていうより明るく歌っているからね」。
内山「テーマは“落ち込んだ顔”だったんですけど、私『うまい』ってほめられました。たぶん、いつもよく怒られてるからうまいんじゃないかなって(笑)」。
――怒られて落ち込みがちなんですね。
内藤「私も『うまい』って言われたよ! 落ち込んだ演技が得意♪」。
――るんぱん(内藤)は怒られてもケロッとしてそうですが……。
内藤「そんなことないですよ! でも、元々ニヤケ顔なせいか、前にレッスンで怒られたときに、自分では反省してたんですけど、その後すぐに『なんで笑ってるの』ってさらに怒られたことがあって。『笑ってないのに!』って思ったけどそんなことも言えず、『すいません』って言ったんですけど、その後もずっとその顔でした(笑)」。
椎名「でも、細かい部分が特に難しかったよね。どこまで顔を上げたら少しだけ希望があるように見えるのかとか、監督さんの指示を聞きながら探り探りでした」。
――みぃちゃん(平瀬)は、演技どうでしたか?
平瀬「私はね、もう女優なので。落ち込んだ演技とか、余裕です(ドヤ顔)。ちゃんと見てください、よろしくお願いします(すまし顔)」。
内藤「なんで女優気取ってるのよ(笑)」。
――ではタイトルに引っ掛けて、今はできないけどユメ見てることってありますか?
高井「私は家庭科担当のわりに、家のフライパンを1人で使ったことがないので、料理をもっとできるようになることかな。お母さんに『1人でいるときは料理しないで』と言われてるからっていうのもあるんですけど、そもそも1人の時点でコワくて火を使えないので、中3の平均くらいにはなりたいなぁと」。
――何を作れるようになりたい?
高井「ホットケーキとか! ……いや、ひっくり返すのとかけっこう難しいんですよ。ちゃんと作れたら、メンバーとかスタッフさんに食べさせたいです」。
平瀬「私、ずっと体操をやってて、バク転をできるようになりたかったんですけど、ずっと練習しても全然できなかったんです。どうしても恐怖心が勝っちゃって。それから練習する時間もなくなっちゃって、できないままなんですよ。でも、できたらカッコいいじゃないですか! だから、バク転をできるようになって、いつかライブでやるのがユメです」。
椎名「私は何かひとつ楽器を極めたいなって思います。何か自信を持って『これできます!』って言えるものがほしいんですけど、何がいいんだろう……? すぐやめちゃったんですけど、一応ちょっとだけピアノを習ったことがあるので、ピアノにしようかな。Youtubeとかでよく、自分の好きな曲の『ピアノで弾いてみた』っていう動画を見るんですけど、こういうのを弾けたらカッコいいなっていつも思うんです」。
内藤「るなは、スケボーがうまくなりたい。だから、持ってはいるんですけど全然上手くなくて、近場へ行くときにたまに乗るくらいで。だから、もっと持ち歩いて、ふとした瞬間に出して乗れるようになりたいです」。
内山「イコール、ドラえもんになりたいってこと?」。
平瀬「どういうこと(笑)?」。
内山「ふとした瞬間に出せるじゃん(笑)」。
内藤「“出したい”じゃないの、“乗りたい”なの! ひとつの移動手段にしたい」。
――でも、キャップかぶってスケボー乗ってる姿は想像できます。
椎名「似合いそう!」。
内藤「やったー! 電車とかで抱えて、降りて改札くぐった瞬間にシャーッて乗り出して、渋谷とか裏原とかをガーッて行けるようになりたいな」。
内山「るんぱん、そのまま空を飛んでっちゃいそう。宇宙人だし、『飛びすぎた〜』って」。
内藤「それこそドラえもんだ(笑)」。
――最後にあみぽん(内山)がユメ見てることを教えてください!
内山「私、サンタさんにクリスマスプレゼントでパソコンをお願いしたんですけど、めっちゃ速くタイピングできる人になりたいです。カッコよくないですか?」。
高井「お仕事の幅を広げたいとか、そういうこと?」。
内山「そういうわけじゃないんだけど、絵を描くのが好きだから」。
内藤「タイピング全然関係ない(笑)」。
内山「そうだけど! パソコンを使える子になりたいの。スタバとかでパソコンを開いてフラペチーノを頼んで……」。
――それでずっと絵を描いてるんだ(笑)。
平瀬「絵を描く以外にも使えばいいじゃん」。
内山「う〜ん……、わかった! Wordで文字を打って、メンバーに宿題のプリントを作ってくるね!」。
ロッカジャポニカ
スターダストプロモーションが送り出す特殊部隊こと3B juniorから飛び出した、内山あみ・内藤るな・椎名るか・高井千帆・平瀬美里からなる5人組ユニット。ロッカジャポニカ(ROCK A JAPONICA)の名前には、“日本をROCKする(揺り動かす、刺激する、感動させる)”との意味が込められている。2016年1月27日にシングル「ワールドピース」でメジャーデビュー。
【CHECK IT】
3rdシングル「だけどユメ見る」が絶賛発売中! 11月28日(月)に待望のワンマンライブ「ロッカジャポニカ 3rd TOUR 〜Road to 1000〜FINAL」(LIQUIDROOM)を開催。ラジオ番組「目指せてっぺん!しゃべろっか ジャポニカ!」(FM NACK5/日曜16:45~「カメレオンパーティー」内)に出演中。
詳しい情報はロッカジャポニカ公式サイトへ
高井千帆(たかい・ちほ)
ニックネーム:ちぃ、ちぃちゃん
生年月日:2001年11月20日(15歳)
出身地:東京都
血液型:不明
内山あみ(うちやま・あみ)
ニックネーム:あみぽん
生年月日:2000年1月17日(16歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
椎名るか(しいな・るか)
ニックネーム:るったん
生年月日:2001年7月28日(15歳)
出身地:北海道
血液型:不明
内藤るな(ないとう・るな)
ニックネーム:るんるんぱんぱん
生年月日:2000年12月23日(15歳)
出身地:東京都
血液型:O型
■弊社から内藤るなが表紙の3B junior原色図鑑が発売中!
ショップページはこちらから
平瀬美里(ひらせ・みさと)
ニックネーム:みぃ、みぃちゃん
生年月日:2002年8月6日(14歳)
出身地:千葉県
血液型:AB型
3rdシングル「だけどユメ見る」以下6つの形態で発売中!
(基礎学習盤、音楽盤、家庭科盤、図画工作盤、体育盤、道徳盤)